開設に向けて

放課後等デイサービスに向けて、地域の声から実現までちょうど1年間でした。当NPOと障害児をもつ親御さんの話し合いの当初は、学校が終えてから帰宅するまでの時間、どこで過ごすかという家族の思いから始まりました。場所もなく準備金もないまま、家族たちとの話し合いの結果は、短時間で決まりました。子供の居場所づくりとして、「放課後等デイサービス」制度があることの準備でした。そのために、市から場所を借りることを前提に市民の多くから署名をいただくことでした。

署名活動は、主要になった三家族を中心に1か月間に市内外から2500名余りに上りました。鹿児島県や北海道からの署名をいただけた要因は、関係家族の知り合い・親戚からの応援であったと思われます。その署名は市長への要望書に変え、とある日野市議員の協力により市長との話し合いによりこの地域のニーズについて、時期市長へ申し送りの約束をしていただけるとのことでした。場所を確保することはかなわなかったものの日野市の協力により、開設資金を仰ぐことができ、平成25年11月29日に日野市より開設準備資金をいただくことができました。この資金援助により日野市において複数の事業体が参入し、当福祉サービス事業は隣接自治体地域に依存することなく利用可能となってゆきました。

東京都から平成26年1月に、放課後等デイサービスの事業指定を受け同月開設いたしました。しかし、ここからが毎日が追われ、疲労困憊する日々であったことは予想外のことでありました。そんな新体制の中、支援職員・事務職員・送迎職員等、間違いのない運営組織づくりと子供たちとの関係づくりを始めたところです。今後ともご支援ご協力よろしくお願いいたします。

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つきのおあしす

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